カテゴリ:現地( 5 )

11か月

2月8日の大船渡のママサロンに行ってきました。
今回は、ボランティア関係の方とお話する機会が多く、また違った側面から考えることができました。

現地の状況は、そこで生活されている方はなかなか変わらないとおっしゃいます。
でも、月に1、2度訪れるだけの私には行くたびに変化を感じます。
ちょうど赤ちゃんが小さい時のような感じでしょうか。
毎日の生活に追われ子供の成長に気付かないけれど、たまに会う人から見るとあっという間に大きくなっていくような・・・。
一方、早く成長してほしいと思いながら、なかなか思うようにいかないあたりも似ているかもしれません。

ようやく1年を前にして、お手伝いの仕方も変化してきているように思います。

現地には、いろいろな立場・境遇・考えの方々がひしめいています。
本人や家族の被害の程度、自宅の被害の程度、仕事の被害の程度、先行きの見通し・・・、
それぞれが千差万別。
そして早く立ち上がれた方、時間がかかった方、まだまだの方・・・。
自殺の話、体調を崩してお亡くなりになられた話もよく耳に入ります。
地震後現地に入られた方も、さまざまです。
官公庁や工事関係の仕事で交代で詰めている方々も、まだまだたくさんいらっしゃいます。
仕事をやめたり休学したりして、自分の生活は切り詰めボランティアに奔走している方にもお会いします。
そして、現地には行ったことはないけれど、という後方支援の方々もた~くさんいらっしゃいます。

長期的支援を目的に、誰でも気軽に出入りできる場づくりが各地でできつつあります。
被害の大きかった方も、被害の少なかった方も、ボランティアも、・・・一堂に会せる場はとっても大切です。
仮設の集会所では外部の人が入りにくい等の問題もあるようなので、今後の発展が期待されます。

授乳服とともに集めてお届けしていた、裁縫道具・手芸用品・ミシン・・・、あちこちで進んでいました。
今、少しづつカタチになってきています。

9月に田老に行った時、支援物資を活用して作ったハンチングを買いました。
帽子や袋物、ケータイ入れ・・・、いろいろなものを手作りし、避難所にもなっていたホテルの一角で売っていました。
何もしないと滅入る気持ちを、手を動かすことで少しでも前向きに、そして少しでも現金収入を、という努力をされていました。
自分たちの綿入れ作りたい、とのことで、着物や綿入れ用の綿をお届けしたりしました。

三鉄盛駅(駅舎はあるけれど、線路は流されありません。)では、秋頃から支援物資の衣類とともに手作り品を置いていました。
始めは、竹に裂いた布を付けたハタキだけでした。
その後行くたびに、品数が増えてきています。http://santetsufureai.web.fc2.com/
今後長い長い復興の道のりでの始めのステップ-とりあえず動き出す-から、
次のステップ-動きを継続する・拡げる・発展させる-への段階に来たのかなと思います。
(もちろん、まだ始めのステップを踏めない方もたくさんいらっしゃいます・・・。)

私も、これまでは、行きあたりばったりだけれど臨機応変(?)に、過ごしてきました。
おかげさまで、現地に行かなくてはわからないことを、たくさん学びました。
そして、現地に行かなくてもできることが、たくさんあることも学びました。
1年を前に、今後長くお手伝いを続けるためにも、遠くでできるお手伝いを見直していきたいと思います。

ご意見・ご感想をいただけるとうれしいです。
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by mo-circle-chiba | 2012-02-14 07:39 | 現地

被災地のお母さん達とお話してきました。

肌寒さも感じられるようになったこの頃、皆さまにはいかがお過ごしでしょうか。
地震から半年以上が過ぎ、ここ首都圏では地震はほとんど忘れ去られようとしています。

授乳服をお届けしようと思い立って半年、行き当たりばったりでしたが、いろいろ模索してきました。
先日、4回目の岩手県沿岸部から帰宅しました。
今回は、大船渡の助産師さん方が立ち上げたママサロンに参加してきました。

場所は陸前高田、町中心部は全てやられ10人に1人がお亡くなりになったという町です。
保健婦さんも、9人中6人が誘導中に犠牲になられたそうです。
平地部の瓦礫はすっかり片づけられ、夏は一面の草原だったのが今は枯野原となっていました。
とにかく、何もない、の一言です。

陸前高田では初めての開催、交通の便も満足ではなく、主催された方々も心配されていましたが、
総勢18組の親子・妊婦さんが参加され、今後の発展を予感させてくれました。
声筒抜けの仮設で気遣いしながらの育児、普段は思い切り走り回らせることもできない生活の中で、
皆さん、しばしホッとされているご様子でした。

何人かの方にお話を伺うことができました。
地震後、実家が無事だった方は皆さんそちらに避難されていて、仮設に移ってからご自宅(仮設)に戻られているご様子。
でも、中には避難所にずっといたという方もいらっしゃいました。
ボランティアの入らなかった避難所で、避難所の切り盛りは30代・40代の女性が中心。
そのため子供がいても動かねばならず、大変なんてものではなかったとのこと。
それがいやで出ていく人も多く、動ける人がどんどん少なくなり、残された人はますます大変に・・・。
お子さんも体調を崩しケポケポし続けても、替えの布団も着替えもなく使い続けるしかなかったとのこと。
その時のお子さんのぐったりした様子から見れば、今は元気にたくましく何でも平気になったとのこと、
お子さん、走り回っていました。

今回感じたことは、2つ。
妊婦さんや赤ちゃんのいらっしゃるお母さん達が、ようやく自分達の場所を求めることが出来るようになったということ。
人々の生活の復旧・復興は、町の見た目の復旧・復興とは全く別で、各地で千差万別だということ。
そして、お手伝いできることもお一人お一人に合わせることが大切だと感じさせられました。


今後も以下の物を募集していきます。
お友達・お知り合いにお声掛けのほど、よろしくお願いいたします。
基本的に、こちらでお預かりして仕分けした後、必要なところにお届けいたします。
ベビーシート・暖房器具等大きな物については、その都度調整して送り先をお知らせいたしますので、まずはご連絡下さい。

* マタニティ&授乳服
      赤ちゃんの物はあっても、お母さんのための支援物資はまずありません。
      そのことに感動されます。
* 七五三衣装等フォーマル(お母さん用も)
      これまで、大船渡・田老・山田の写真屋さんにお届けし、大変喜ばれました。
      七五三後は、卒園・入園向けのフォーマルが必要です。
* ミシン、裁縫道具、手芸用品(毛糸・布・ビーズ・・・・・)、手芸用本
      手先を動かすことの大切さ、少しずつ前向きになれます。
      手作り品販売も、各地で増えてきています。
* ベビーシート・チャイルドシート
      車を流された方も多く、必需品です。
* ホットカーペット等暖房器具
      仮設は壁が冷たいそうです。
      声も筒抜けで、皆さん夜泣きを心配されています。

〒260-0831 千葉市中央区港町17-2
本千葉小児科内モーハウスサークル千葉
℡043-441-7852
   安田泉
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by mo-circle-chiba | 2011-10-22 00:00 | 現地

4ヶ月

3月11日の大地震から、4ヶ月が経ちました。
もう4ヶ月と感じるか、まだ4ヶ月と感じるか・・・

前回このMLでお知らせしてから一月半、
5月末に、宮城県石巻・南三陸に5日間、
6月半ばに、岩手県大槌・陸前高田・大船渡に3日間行ってきました。

津波の被害に遭わなかった所は、どこでも、もう通常の生活に戻っていますね。
でも、波が来てしまった所は、まだまだ、もしかしたら、ますます、困難な生活をされていました。

そして、多くの赤ちゃんや妊娠中の方にお会いしました。
地震直後はいないと言われていたけれども、ようやく目が向けられるようになったと言うことでしょうか。

大船渡では、自らも被災されながらも、
子育て支援に走り回っているモーハウスユーザーの助産師の吉田さんとお会いしました。

もともとお産できる場が限られていた地域、
内陸部からもお産に来ていたけれど、その中核となる病院が被災してしまっていました。
今は復旧しているとのことですが、直接被災されなかった方々にも大きな影響があるのですね。

そこに支援物資として大量の粉ミルクが送られてきて、母乳育児だった人までミルクになってしまったこと、
そのミルクも賞味期限が切れてしまってきていること・・・
いろいろ問題がありそうです。

そして、あちこちで見かけたおばあちゃんに負ぶわれた赤ちゃん、
お母さんは産後すぐに働きに出て、おばあちゃんにミルクで育てられているのですね。
正直なところ、授乳服って知られていません。
必要とも思われていません。

でも、だからこそ母乳の大切さを、少しの間でも飲んで欲しいな、と思いました。

大船渡で活動している吉田さんに、皆さんからのused授乳服をお届けしたところ、
すぐになくなってしまったそうです。
使ってみて初めて良さをわかっていただけたのですね。

まだまだ地震からの復旧、復興には長い年月がかかります。
そして、おばあちゃんが子育てしている地域で、
お母さんがちょっとの間でも授乳する楽しみを感じるようになるまで、もっともっと長い年月がかかります。

そのためには、usud授乳服、まだまだ大量に必要です。

皆さん、お声掛けの上、ぜひこちらまでお送り下さい。
夏物、冬物、どちらでも、季節に合わせて現地へお届けします。
よろしくお願いいたします。

〒260-0831
千葉市中央区港町17-2
本千葉小児科内モーハウスサークル千葉
 ℡043-441-7852(自宅℡043-268-2268)
  9時~12時、2時~6時(金は3時~)
  日祝休診、木土午後休診
安田 泉 izmysd@gmail.com
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by mo-circle-chiba | 2011-07-11 00:00 | 現地

情報の大津波

3か月近く経った被災地で感じたことは、情報の大津波に翻弄されているということ。

電気が通じたのはつい最近。
それまで、現地の人たちは自分たちの状況を映像で知ることはできませんでした。
現在も固定電話は使えず、すぐ近所の状況もわかりません。

ようやく電気が通じ、テレビが見られるようになった頃、
首都圏では、普通の生活に戻っていました。
テレビ番組も、地震関連の特番はあっても、通常放送に戻っていました。

取材のヘリがたくさん飛び交い、大きなカメラを抱えた取材陣に取材され、
でも、被災地関連のテレビでの放映はほんの一部。

発信しても届かないもどかしさ、
忘れ去られる恐怖・・・

一方、ちょっとつぶやいてしまうと大量に届いてしまう現実。
ピアノが流されて・・・とつぶやいたら、3台届いたと言う方。
カップめんが1400個届くはずが、1400ケース来てしまったという避難所。

寝る場所さえないのに、いったいどこに置くのか。
津波で怪我をされたり、体調の悪い方もいるのに、いったいだれが運ぶのか。

どうにかならないのかと考える前に、行動せざるを得ない現実。

情報のありがたさに感謝しつつ、情報の過疎・過密に翻弄される現地。

少しでも早く状況が改善されることを祈りつつ、
今できることを、少しずつしていかなくては、と模索しております。
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by mo-circle-chiba | 2011-06-05 08:23 | 現地

宮城県沿岸部に行ってきました。

5月28日から4泊5日、宮城県沿岸部に行ってきました。

現地の状況はじかに知りたいとかねがね思っていたのですが、なかなか機会がなく、
ようやく今回、有意義な経験をすることができました。

1階部分が浸水した地域、集落が壊滅した地域、を訪れ、
汚泥の掻き出し、支援物資のバケツリレー、フリマのお手伝い、他県からの保健師さんの活動の参加の他、
豪華ホテル・高校体育館・小学校体育館・地区集会所を利用した避難所、仮設住宅を回ることができ、
各々の場で、被災者の方々や地元密着のボランティアの方々の貴重なお話をお聞きすることができました。

首都圏では、ずいぶん報道も減り、早くも忘れ去られつつあるような気配ですが、とんでもない!
現地の状況は、ますます複雑化、深刻化していることを肌で感じました。

「忘れないでほしい」という被災者の方々の切実な想いを、大きなお土産として持って帰ってきました。

支援物資はもう十分、余っていると言う話を聞いていましたが、確かにそうです。
不用品は、大量に余っています。
でも、必要なものは、まだまだ全く足りません。
人手も全く足りません。

情報の氾濫により、ちょっとつぶやいただけで、大量に送られてきてしまうという現実。
しかも、水道も固定電話も使えない中、日々の暮らしに全く余裕のない中、それを捌ききれない現実。

どん底を経験したからこそ得られる底抜けの明るさ、
生活の不安定さからくる限りない神経の磨り減り、
見えない将来像に対する苛立ち
そして本来の純粋さ・・・
それらが渾然としている現実。

その中で、まさに毎日が想定外の生活を送られています。

「いない」と言われていた赤ちゃん、いました。
妊婦さんもいらっしゃいました。

お一人お一人に、少しでもラクになっていただけるよう、お手伝いさせていただきます。
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by mo-circle-chiba | 2011-06-02 22:06 | 現地


used授乳服、お届けします。 モーハウスサークル千葉 安田


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