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ワークライフバランス

前回のご報告から1ヶ月以上経ってしまいました。
みなさま、お変わりございませんか?

振り返れば、この1年、お手伝い最優先に動けてきたのは、偶然すぎるタイミングでした。
これまで、妊娠&授乳期間が10年、その後の10年は次々と廻りくる介護、主人の脱サラ、
そして今後の10年は、まだまだ続く育児と、度重なるであろう看取り・・・。
その、ちょっとした隙間の時期でした。

昨年末の現地の状況から、1~3月はママサロンに直接行くことを最優先しようと決めました。
暖かくなれば、ママさん方も少し動けるようになるだろうし、そうすれば、行かなくてもできるお手伝いもある。
4月からは、子供たちの新年度の準備や、今後の看取りが少しでも安らぐための準備に重心をおいていました。
1年間ほったらかしだった家の片付け、リフォーム見積もりやらDIY調べやらをしております。
また、家を空けて出かけられるためにも・・・?!

ワークライフバランス、
ライフ・・・育児と介護・・・の実体験を積んで、
ワークの充実につなげていかれればと思っています。

災害は、一瞬にして、人々からワークやライフを奪ってしまいます。
最近、竜巻の被害や、水道水が使えなくなったり、当たり前と思っていた日常生活が脅かされることが続きましたね。
みなさん、ご被害はありませんでしたか?
どんな時でも、まずは、ライフのお手伝い、そしてワークのお手伝い、長い目でトータルに考えてお手伝いしていきたいですね。

USED授乳服、必要とされる方に、いつでもすぐにお届けできるよう準備します。
ママサロンの他にも、お届けする場は格段に増えていますし、今後起こりうる災害にも備えたいと思います。
衣替えの時期、お使いにならなくなった授乳服、お送りください。
こちらで仕分けして、時期に合わせて、お届けします。

よろしくお願いいたします。
# by mo-circle-chiba | 2012-05-23 07:47 | 応援したい方

盛岡の育児・栄養相談​会

新年度が始まって、半月が経ちました。
みなさま、いかがお過ごしですか。

先週末、子供たちと盛岡のひな祭りに行ってきました。
http://pippi-morioka.com/info.html
「SAVE IWATE」番屋のある鉈屋町(立派な町家が並ぶ街並み)のお祭りです。
どっしりとした黒光りする町家に、年代物の雛飾りや、色とりどりのつるし飾りが映えていました。
市内外からのお客さんで2日間賑わい、楽しくお手伝いしてきました。
http://sviwate.wordpress.com/2012/04/14/%e6%97%a7%e6%9a%a6%e3%81%ae%e9%9b%9b%e7%a5%ad%e3%82%8a%e3%80%90%e7%9b%9b%e5%b2%a1%e3%83%bb%e7%94%ba%e5%ae%b6%e3%80%91/

「SAVE IWATE」でも、育児・栄養相談会が始まります。
http://sviwate.wordpress.com/2012/04/08/6379/

盛岡には、3000人の方が避難されていると言われています。(おそらくもっとたくさん)
沿岸とは違い、何不自由ない普通の生活を送る人々の中にあって、
土地勘もなく、周りに知り合いもなく、先行きの見えない生活をされる方々・・・。
内陸に避難された方は、沿岸とはまた違う問題を抱えていらっしゃるようです。

被災された方の子育て支援の要望も高く、SVIでも盛岡の子育て情報をお知らせしたりしていました。
今回、SVIでボランティアされていた方が、より広くお手伝いしたいと会社として企画をしてくださいました。
これから月1回の開催を予定しています。

SVIでは、盛岡に避難されている方の他、沿岸各地にも随時配送しています。
仮設店舗ができてきているとはいえ、まだまだ育児用品の入手困難な地域はたくさんあります。
(もともとお店が少なかった上、ネット環境のない方もとても多いです。)

引き続き、授乳服や育児に必要なものを集めて、お届けしていきますので、よろしくお願いいたします。
また、盛岡は交通の便も良いので、ぜひみなさんも気軽に訪れてみてください。
これからの季節、観光にもオススメです!
# by mo-circle-chiba | 2012-04-18 09:32 | 応援したい方

この一年の活動報告と​今後

4月になりました。
新年度になって、新しい生活をスタートされた方も多いのではないでしょうか。

あの大地震から2年目、そして新年度を迎えてのこれから、今までを見直し、これからを考えてみたいと思います。

地震直後から、授乳中のお母さん方のお手伝いができないかと模索してきました。
USED授乳服を集め、(ご協力、本当にありがとうございます。)
必要とされる方に確実にお届けできるよう、試行錯誤してきました。

初めて現地を訪れた5月末からほぼ毎月、今年に入ってからは月2回の訪問でした。
避難所から仮設に移って、ようやく赤ちゃんやお母さんたちに会えるようになりました。
地震前に生まれた子供たちもどんどん成長していますし、地震後に生まれた赤ちゃんにもたくさんお会いしました。
これから生まれてくるお話もよくお聞きします。

赤ちゃんやお母さんが集まれる場も、以前からあったものや新しく始まるもの、いろいろできてきています。
お手伝いしてきた大船渡・陸前高田のママサロンも私の役目は終了、次のお手伝いが始まります。

通ってみてわかってきたこと、
それは被災以前からの問題として、子育て支援を最も必要とする地域であるということでした。
東北沿岸部はもともと、山がちなところに街が点在、産婦人科も少なく、助産師が開業しにくい環境でした。
車で何時間もかけて通院したり、搬送されたりするのが普通だったのです。
一次産業が主体で、4世代同居も珍しくなく、首都圏とは違った価値観の中で生活されていらっしゃいます。
そうした中で出産・育児をされる方々へのお手伝い、長く総合的に考えていく必要がありますね。

授乳服はまだまだ集めます。
そろそろ衣替えの時期、冬物をぜひお送りください。
こちらで仕分けした上、必要な時期に、必要な方にお届けします。
# by mo-circle-chiba | 2012-04-04 14:24 | モーハウスサークル

90年前のママさん二​人

あの大地震、大津波から、1年。
ドタバタと駆け回ってきて、ある時ふと気づきました。

父方の祖母は、関東大震災の時、産後まだ1か月も経っていませんでした。

関東大震災では、10万人の方が亡くなったと言われています。
関西出身の祖母は、足の不自由な祖父、幼い二人の伯母、生まれたばかりの父と、
日本橋の家を焼け出され、都内の遠い親戚宅にお世話になったそうです。
その後、東京大空襲ではかろうじて焼け残ったものの強制疎開、
育児半ばでリューマチで寝たきりになり、長い闘病生活の末、私が生まれる前に他界しています。

母方の祖母は、幼い一番上の伯母を抱え、被災しました。

まだ10代だったチャキチャキの江戸っ子の祖母は、祖父の出身地の山陰に避難しました。
そこで、裁縫を教えながら徴兵された祖父の帰りを待って過ごしたそうです。
祖母は、避難先での好意に感謝して、大好きだったお茶断ちをしています。
私が高校の時に亡くなった祖母、せっせと荷造りしては親戚や知り合いに送っていたのを覚えています。

90年前の二人のママさん、一体どんな気持ちで過ごしていたのでしょうか。
今回被災されたママさん方に重なって見えたりします。

この一年、従姉も文字通り走り回っていました。http://degipochi.exblog.jp/
奔走していた従兄もいます。
普段ほとんど行き来はないいとこ同士だけれど、祖母の想いを感ぜずにはいられないものがあります。

昨日は、北海道・東北沿岸部で津波注意報、関東でも比較的大きな地震、
日本近辺が活動状態にあることを、思い知らされますね。

今後、こちらが被災した時、それは私が生きている間か、将来子供や孫の時か、わからないけれど、
手伝いに行くからね、と、この1年、あちこちで言っていただきました。

お互い様なんですね。

おばあちゃん、盛駅で買ってきた綿入れちゃんちゃんこ、あったかいよ~!
# by mo-circle-chiba | 2012-03-15 12:22 | 応援したい方

311を前に

盛岡でSAVE IWATEのワークショップに参加しました。

ボランティアにもいろいろな方がいらっしゃいます。
仕事を辞めたり、休学したりして、住み込みで奔走されている方、
遠隔地から仕事を休んで長期滞在している方、短期で訪れている方、
ご自身も被災されたけれど奔走されている方・・・。

みなさん、それぞれ突っ走ってきた1年を振り返るワークショップでした。
未曾有の大災害を前に、前例は存在しません。
時々刻々状況が変化する中、その場その場で、とりあえず、まず動かなければならない、
ゆっくり振り返る余裕もなく走ってきた方々が、今までを整理し、今後を考える場でもありました。

多くのボランティアが引き上げ、行政も支援を縮小・停止していく中で、
今後も、細くても長く、お手伝いを続けていくことは必要です。
状況に合わせ、多様化するお手伝いのカタチを、考えていかなくてはなりません。

大船渡では、「おおふなと夢商店街」(仮設商店街)の朝市にお邪魔しました。
(NHKのあさイチでも紹介されたようです。)
かに汁をご馳走になりながら、あちこちのお店でお話を伺いました。
お店ごと流され、仕入れも0からのスタート。
採れたての海産物や野菜、お惣菜、お菓子、衣類、布団、本・・・。
みなさん、被災時やその後の不自由な生活、今後の不安を抱えながらも、
お店を始められた喜びを噛みしめていらっしゃるようでした。
早く普通の生活を送られるよう、願わずにはいられません。

三陸鉄道盛駅ふれあい待合室では、仮設の方々の手作り品が増えていました。
私の祖母のウールの着物は、綿入れちゃんちゃんこになっていました。
全国の支援された方へのお礼として作られていたかわいい手作り椿の葉っぱも、祖母の着物です。
椿は、大船渡市と陸前高田市の市の花です。
(お届けしたものが活かされているって、とっても嬉しいですね。)

待合室のテーブルには、手作り椿の材料が置かれ、立ち寄った方が誰でも作れるようになっていました。
知らなかった方どうしも、おしゃべりしながら手を動かしていました。
家で作ってくるからと、お持ち帰りになる方もいらっしゃいました。
お知り合いの「何してるの?」との問いかけに、「ボランティア!」と誇らしげに答えられている様子が印象的でした。
何かお礼をしたい、という気持ちがとても大きいのですね。

日本橋高島屋では、今月14日から20日まで、大いわて展が開催されています。
遠野まごころネットというボランティア団体が出店し、被災された方の手作り品等が販売されます。
私も、16日午後、お手伝いに行きます。

まず知ること、知ろうとすること、お手伝いの第一歩です。
お近くの東北関係のもの、訪ねてみませんか?
# by mo-circle-chiba | 2012-03-15 12:16 | 応援したい方


usedマタニティ・授乳服、お届けします。


by mo-circle-chiba

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